目的やアイテムで選ぶ

日焼け止めクリームの選び方と効果的な塗り方

紫外線予防

30代過ぎればお肌もめっきり紫外線に弱くなって、シミやくすみなど乾燥肌になりがちです。そうした年齢肌の美白と保湿を兼ねた日焼け止めクリームを用意しておけば日中の外出も安心です。20代の頃と違って、40代、50代の肌質は根本的に保湿成分が少ないから、ただSPFが高いからいいというものではありません。年齢肌の日焼け止めクリームの選び方とおすすめ商品を紹介しますね。

シミ、しわ、たるみなど、肌トラブルの原因となる紫外線ですが、年中変わらず曇りの日もしっかり降り注ぐのがUVAです。
梅雨の時期にも油断は大敵ですよ。

ライフスタイルにより選択

紫外線は、室内にいても浴びます。室内だけならSPF表示とPA表示のある下地クリームなどで十分ですが、紫外線が最も多い午前10時~午後2時に外出したり、洗濯物を干したりする場合は、SPF30を目安にするといいですよ。
海水浴などレジャーやスポーツをする時は、SPF50以上がいいでしょう。

ただ、数値はその人の肌にもより、色白ですぐ焼ける人は、日頃からちょっと強めのもので、きちんと防御するのが望ましいでしょう。

肌の負担を考えて

紫外線吸収剤は、紫外線を熱エネルギーに変えて放出するというもの。
敏感肌でも使える日焼け止めもありますが、成分を調べて、首や腕の内側でパッチテストをしてから購入するといいですよ。
紫外線散乱剤は酸化チタンなど、つけると白っぽくなるタイプ。
紫外線を反射させるので、比較的敏感肌でも使いやすいです。
配合は、メーカーごとに違うので、自分で使い心地で選ぶしかありません。
専用クレンジングが必要ないものなら、肌への負担も軽くなります。

適量を塗るのが効果あり

顔全体で、クリーム状ならパール2個分、乳液タイプなら1円玉2枚分が目安。
適量だとかなり厚塗りになるので、抵抗があるなら、最も紫外線が当たる額や鼻、頬など高い部分だけでもしっかり塗りましょう。
時間がたち、汗をそのままにすると肌トラブルのもと。
余分な脂をとり、UVカット効果があるファンデーションやフェイスパウダーを塗りなおせば、紫外線防御効果を補えます。
髪の毛などに使用するスプレータイプもありますが、顔や体に使う時はムラにならないように気をつけて!
また、髪の毛も紫外線でダメージをうけます。帽子や日傘で紫外線対策を!